『たまごにいちゃん』 読み聞かせの会@図書館
たまごにいちゃん
あきやま ただし / 鈴木出版 おかあさんにあたためてもらえて、みんなにもやさしくしてもらえるから、たまごのままでいたい“たまごにいちゃん”。弟はとっくにヒヨコになっているけど、そんなの全然かまわない。ずーっとたまごにこもったまま。 ある日、カラスに追われて石にぶつかってしまい――。 通常サイズのものでなく、大型絵本で読みました。 女の子が多かったこともあって、表紙に描かれたたまごにいちゃんのビジュアルに「かわい~♪」の声。 テンポよくすすむ話に、感情移入もしやすかったのか、たまごにヒビが入ってしまうところでは、「あっ…」と驚いていました。 長いことたまごにこもっていたにいちゃんは、たまごから出るとヒヨコではなく、もうにわとり。すかさずそのことに突っ込む子どもたち。 いつまでも居心地のいい赤ちゃんでいたい願望。でも成長するのもいいもんだよ、というあたたかいメッセージのあるお話でした。
by yagikuro-3
| 2005-07-06 23:16
| 絵本・児童書
|
お気楽人間ヤギの、舞台・映画・本(児童書)の感想(ネタバレあり)や日常雑記。 ※スパムTB防止のため、当面の間、送信元記事にこのブログへのリンクが存在しない場合はTBを受け付けません。ご了承ください。 by yagikuro-3
|
ファン申請 |
||