『恋する神父』('04韓)
監督・脚本:ホ・インム、脚本:ユン・ウンギョン。
生涯独身で神に仕えると誓った真面目な神学生ギュシク(クォン・サンウ)とアメリカ帰りの奔放な娘ボンヒ(ハ・ジウォン)のロマンティック・ラブコメディ。 スータン姿のクォン・サンウはカッコいいし、ハ・ジウォンはとてもかわいい♪ でも、今ひとつこの作品にのめりこめませんでした。 ストーリー前半はエピソード先行で、キャラクターのとる行動の説得力や気持ちの描写が、ややおざなりだった気がします。 そのため細かい疑問がいろいろと湧いてしまったというか…(なんでトラックの荷台に乗り込んでまでギュシクはボンヒを追いかけなくてはならなかったのかとか、幼稚園児を乗せたバスを暴走させるのはいくらなんでも許されることじゃないだろうとか)。 結婚式の歌と踊りのシーンは、生き生きとしてステキだったので、前半はここへ向かって二人のエピソードを重ねていくとよかったのでは。 ギュシクの神父という仕事への思い入れや、ボンヒの振られた恋人への思い等、もう少し二人の気持ちに踏み込みんでもらいたかったです。 とはいえ、後半のロザリオやロケット、女子高生の手紙といった小道具使いや、凍りオニのエピソード、「テオ グラシアス」というキーワードの生かし方は、うまいな~と思いました。
by yagikuro-3
| 2005-08-29 21:13
| 韓国映画・ドラマ
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お気楽人間ヤギの、舞台・映画・本(児童書)の感想(ネタバレあり)や日常雑記。 ※スパムTB防止のため、当面の間、送信元記事にこのブログへのリンクが存在しない場合はTBを受け付けません。ご了承ください。 by yagikuro-3
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